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こんにちは！保険のお店てんとう虫＆クローバーの河野直明です。

埼玉県の桶川市（ＪＲ高崎線の北上尾駅が最寄りです）で生命保険や損害保険の専業プロ代理店として日々皆さまからの保険に関するご相談やご契約を賜っております。

お客さまから「保険は安心料」、「保険はお守りだからね」、そんな言葉を頂く事があります。「本当にお守りになれば良いのにな」、「保険に加入していれば、本当に災害に遭わない、病気に罹らなければ良いのにな」、この仕事を始めた頃から、漠然とそう感じていました。

でも、残念ながら、保険にそんな力はありません。保険は、どうしても「事が起きた後」、しかも「経済的な損失の補填、経済的な危機の回避」が、主な役割です。

そんな「事後に出番が回ってくる保険」を販売するものとして、「事前に何か出来ないかな」という思いで始めたブログです。

ご愛読頂いております皆さまご自身や、皆さまの大切な人や愛する人の幸せの為に、知っておいて欲しいと思う情報や考え方を、ご紹介しております。

あれあれパパさん、2シェルさん達に”不健康”の烙印を押されてしまいましたね。挽回出来るかな？

サン

いや～、それにしても非常に残念な結果になってしまったでしね、パパさん！

パパ

ちょっとっ！人を勝手に”不健康”呼ばわりしないでよ。

レイン

だって、「身体的」にも「精神的」にも「社会的」にも”健康”ではないんだじょ！”不健康”以外の何ものでもないじょ！！これからパパさんの事を「ミスター不健康」って呼ぶことにするじょ（笑）！

パパ

あのね～、サンちゃんも何か言ってやってよ！

サン

パパさんの事を「ミスター不健康」なんて呼んだら失礼でしよ！「キングオブ不健康」とお呼びなさいでし（笑）！！

パパ

ダメだ、サンちゃんまで・・。

レイン

ところでパパさんは、いつから”不健康”でしか？

パパ

えっ！？う～ん・・、腰と右足の痛みは1～2か月前位からだけど・・、不安感とかは何年も前というか、この仕事を始めた頃からかな・・って、別に”不健康”じゃないしっ！！

レイン

分かったじょ！”不健康”を辞めたくても辞められないパパさんは、「不健康中毒」か「不健康依存症」に違いないじょ（笑）。

パパ

何のこっちゃ！？”ニコチン”や”アルコール”じゃないんだから、そんな訳無いでしょっ！

サン

パパさんの近くにいると、ひょっとして”不健康”がうつるでしか？さては「受動不健康」、なんちゃってでし～（笑）！

パパ

君たちはある意味スゴイね！今までお勉強した事をそんな風に応用できるなんて・・。

サン＆レイン

それ程でもないでしよ～（嬉）！！

パパ

褒めて無いんですけど・・・。

レイン

でも真面目な話、パパさんは”不健康”なままで良いでしか？

パパ

じゃぁ、ここいらでお勉強的ネタを少し挟むとしようかな・・。

サン

ようやく始まるでしね！今回はこの下らない冗談話だけで終わるのかと思ったでしよ。

パパ

君たちに言われたくないよ！

レイン

じゃぁパパさん、何か”健康”になる秘策でもあるでしか？

パパ

そういう訳ではないんだよ。前回お勉強した「世界保健機関憲章の前文に出てくる”健康”の定義」っていうのは、あくまでも一つの考え方なんだ。もちろん、とても理想的で素晴らしい考え方なんだけどね。でも”健康”という定義や概念は人それぞれと言うか、国や民族の違いとか教育や信教によっても様々なんだ。考え方は一つではないからね。それにそもそも自分が”健康”かどうかって事は非常に主観的なものだよね。多くの人は、”健康”を病気と対比させた考えを持っている為に、病気がなければ自分は”健康”であると思うんだけど、一方で精神的な側面である環境や生活に対しての欲求や期待といったものは非常に個人差があるよね。身体的な”健康状態”に異常が無くても、運動不足、睡眠不足、ストレスといった事を生活の上で感じていれば、自分は”健康”ではないと感じる人もいるし、たとえ身体的に異常があったとしても、環境や生活との調和が感じられて充実した生活を送っていれば、”健康”だと感じる人もいるんだ。つまり”健康”と感じるかどうかはその人によって違うという事で、”健康”の保持・増進を図っていくためには「健康と感じる心」、それを”健康感”ていうんだけど、その”健康感”を高める事も大事だと言われているんだよ。ちなみに僕は自分自身の事を”不健康”とは思っていないからね！

サン＆レイン

分かったような、分からないようなでし・・！？

 

 

「パパさん、早く離すでしっ！不健康がうつるでしよ！！」

 

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いきなり”健康”の定義に面喰ってしまった2シェルさん達。さて、しっかりキャッチアップ出来るかな？

パパ

前回の最後は突然お勉強モードに入ってしまったから大変だったよね（笑）。

サン＆レイン

いきなりは困るでし！

パパ

ゴメンね（笑）。

レイン

今回は復習からお願いするじょ！

パパ

はい。それでは前回のおさらいです。まず健康について考える時に出てくる、最も良く知られていたり、引き合いに出されたりする定義があって、それが「世界保健機関」って言う国際平和と安全の維持の為に設立された「国際連合」の中の保健事業を行う専門機関の基本的な権利宣言である「世界保健機関憲章」の前文の中に出てくる前回の最後に僕が君たちに語った事なんだ。

サン

その「前回の最後に僕が君たちに語った事」を、もう一回教えて欲しいでしよ！

パパ

へっ！？もう一回、聞きたい（汗）？

レイン

だって、チンプンカンプンなんだじょ！もう一度教えてもわらないと分からないじょ！！

サン

まさか本当に、同じ事を二度言えないでしか？

パパ

そんな事無いよ！ちゃんと頭の中に入ってるんだから、何度だって言えますよ（汗）！！

サン＆レイン

それじゃ、お願いするでし～！

パパ

え～っと・・、「健康とは、身体的、精神的ならびに社会的に完全に良好な状態にあることであり、単に病気や虚弱でないことにとどまるものではない。到達しうる最高度の健康を享受することは、人種・宗教・政治的信念・経済的ないし社会的地位のいかんにかかわらず、すべての人類の基本的権利の1つである」です。ふ～っ・・、言えた。

レイン

ウム！やれば出来るでしから、もっと自信を持って勉学に励むんだじょ！

パパ

はいっ、有り難うございます！って、ちょっと～っ、おかしいでしょっ！！

レイン

冗談だじょ（笑）！

パパ

まったくもう・・。ところでちゃんと聞いていたんだろうね！もう言わないよ！！

サン

聞いていたでしよ（笑）。つまり「病気じゃないから健康だ」っていう事ではなくて、身体が健康なのはもちろんで、気持ちが安定していたり、みんなと仲良く楽しく暮らしていく事が出来て初めて”健康”っていう事でしね。

パパ

サンちゃん、すごい！その通りだね。そしてその”健康”は「すべての人が享受する事の出来る基本的な権利」なんだって事を言っているんだよね。

サン

で、実際にどうなんでしか？みんなその世界保健機関の言う”健康”なんでしか？

レイン

そもそも、パパさんは”健康”でしか？

パパ

えっ、僕？

レイン

そうだじょ、パパさんはまず病気やケガな無いでしか？

パパ

そうだね～。最近、腰のあたりや右足の付け根あたりがものすごく痛いから、立ったり座ったりがかなり辛くて・・、本当に結構、普段の生活が大変なんだよね・・。

サン

・・・。じゃぁ、悩み事とか不安な事は無いでしか？

パパ

悩み事って言うか・・、本当はもっと運動をしたいなって思っているんだけど、結局何も出来ずに一日一日が過ぎて行ってしまって何とも言えない感じではあるよね・・。それにこの激動の保険業界の中でちゃんとお客さまや保険会社から選ばれ続ける事が出来るだろうか？っていう漠然とした不安は常にあるかな・・。何かこう・・、常にこのままじゃいけないっていうか、もっと頑張らなきゃいけないんじゃないかっていう焦りがあるせいで、心が休まる事が無い気がするね。

サン

・・・・・・。じゃぁ、家族や周囲の人との関係は良好でしか？

パパ

どうなんだろうなぁ・・、家族的には仲が悪いとかいつも喧嘩ばかりしているっていう事は無いけど、自分の心に余裕が無いからかな、もっと優しく出来るはずだし、もっと時間的にも精神的にも関わって行けるはずなのに、それが出来ていないなぁって思うかな・・。
それから周囲との関係は・・、ほとんど仕事付き合いだからね、表向きは皆大人として荒波を立てるような発言や言動はあえて控えるから、表面的な付き合いしか出来て無いね・・。まぁ、それも周囲や誰かのせいではなくて、やっぱり僕自身の問題って言うか、僕の心に余裕が無いからなんだろうなぁって思うよ・・。

サン＆レイン

はい。パパさん”不健康”に決定でし！！

パパ

・・・、異議なし。

 

 

この人が世界保健機関的！？に”不健康”なパパさんです。

 

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さて、いよいよ新しいテーマのお勉強がスタートします！果してどんな内容なのでしょうか？

パパ

それでは、そもそも「健康って何だろう？」っていう疑問について、一緒にお勉強して行きたいと思います！

サン＆レイン

ほ～いでし！

 

パパ

おっ、なんか予想に反して”さわやか”なスタートになったね！

レイン

いつも”さわやか”だじょ！

パパ

そうだっけ？

サン

そんな事どうでも良いから早く始めるでしよっ！

パパ

はい。それでは本題に入りますよ。えっと～、そうしたらまずレイ君に聞くけど、レイ君は今、自分の事を”健康”だと思う？

レイン

えっ！？改まって聞かれるとなんか難しいじょ！えっと～、動物病院から貰っているお薬も無いし・・、どこも痛くないし、食欲もあるし・・、病気やケガはしていないから・・、つまり”健康”って事になるでしか？

パパ

なるほど・・。どうやら”身体的”には”健康”のようだね。

サン

パパさん、”身体的”ってキーワードでしか？

パパ

サンちゃん、相変わらずスルドイね！今、レイ君が語ってくれた事は全部「身体の調子が良いかどうか」っていう事だったでしょ？

レイン

”健康”について、他に何があるでしか？

パパ

うん。他には”精神的”な側面についてはどう？

レイン

”精神的”って言うと、どういう事でしか？

パパ

例えば、普段の生活の中で「悩み事がある」とか、「不満感や不安感、不快感がある」とか、心が安定していない状態だと”精神的”には”健康”とは言えないと思うんだけど、そういう事については、どう？

レイン

う～ん・・。悩み事も無いし・・。

サン

絶対に無いでし！

パパ

サンちゃん、言い切るね（笑）！レイ君にだって犬知れず悩み事があるかもしれないよ！

サン

そんな事、無いでし！どうせレインの場合は「お腹いっぱい、ごはんやおやつを食べてたい！」っていう野望があるだけに決まっているでしよ！！

レイン

言ったでしな～！サン姉だって気に入ったおやつをお腹いっぱい食べて、「ガウガウ」言ってオモチャの取り合いをしてればそれで満足するクセにだじょ！！

パパ

まぁまぁ、サンちゃんもレイ君もそのくらいでね（笑）！つまり、”精神的”な”健康”もバッチリって事だね。良い事だよ！

レイン

じゃぁ、レインは”健康”って事でしね！

パパ

うん。実は”健康”を考えるにあたっては後もう一つあってね、”社会的”な”健康”、つまり「家族や地域の中で豊かな関係や繋がりを保っているかどうか」っていう事があるんだけど、サンちゃんやレイ君はどう？

サン

パパさんをはじめ、周りの人は皆やさしく可愛がってくれるでしよ！それからお散歩も楽しいし、近所のワンコともだんだん友達になってきたでしね！

パパ

そうか～、どうやら君たちは”身体的”にも”精神的”にも”社会的”にも”健康”って事になるね。そうしたら、君たちはこれからもその”健康”を保持・増進させていく事を目標に頑張っていこうね！

サン

あの～、パパさん！？さわやかに締め括っているところ悪いでしけど、つまりその”身体的”・”精神的”・”社会的”の三つとも”健康”だったら、パパさんの言う”健康”って事になるでしか？

パパ

あっ、ゴメンゴメン！何だか断片的な事ばかり言ってしまって意味不明だったよね（笑）。
実はいろいろ質問に答えてもらったんだけど、僕が今回君たちに覚えてもらおうと思ったのは、「世界保健機構」っていう団体、”喫煙”のお勉強の時にも出て来たけど覚えてるかな？「WHO」って呼ばれている国連の中の専門部会があってね。その世界保健機構憲章の前文に「健康とは、身体的、精神的ならびに社会的に完全に良好な状態にあることであり、単に病気や虚弱でないことにとどまるものではない。到達しうる最高度の健康を享受することは、人種・宗教・政治的信念・経済的ないし社会地位のいかんにかかわらず、すべての人類の基本的権利の1つである」という文言があって、”健康”の定義として最も良く知られているものがあるんだけど・・。

サン＆レイン

もう一回、同じこと言えるでしか？

パパ

・・・、言えません（笑）。

 

 

レイン「せか・・いほけ・んき・・こう！？」　サン「チンプンカンプンでし～！」

 

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2シェルさん達、お疲れ様でした！健康阻害要因のお勉強まで終わり、ちょっと一息つきましょう。

パパ

いや～、それにしても”タバコ”についてのお勉強をするつもりが、”健康阻害要因”のお勉強をする事になっちゃったね～（笑）。

レイン

それは「自業自得」だじょ！

サン

そして「身から出た錆」ですし！

パパ

あの・・、なんかすっごく悪い事をしていたみたいな言われ方なんですけど・・。

サン＆レイン

冗談でしぃ～（笑）！パパさん、お疲れ様でした！！

パパ

なんだ、ビックリさせないでよ～！

サン

ちょっと、からかってみたでしよ。

パパ

良かった～。このお勉強会、イヤイヤだったのかと思ったよ～。

レイン

イヤイヤではないけど、お勉強の後はフラフラになるじょ。

パパ

確かに、集中して頑張ると疲れるよね。

サン

まぁでも、色々なお勉強が出来るから・・、これからもヨロシクお願いするですし！

パパ

いや～、そう言ってもらえると嬉しいよ。それじゃぁ、「これからも一緒に、お勉強を頑張ってくれるかなっ？」

レイン

その国民的長寿番組、終わったじょ！

パパ

ズコッ！？そこはお決まりのヤツをお願いしますよ！

サン

あ～っ！ひょっとしてパパさん、お決まりの一言をあたち達に言わせて、今回のブログを早々と終わろうとしたでしね？

パパ

ギクッ！？まさか、そんな手抜きはしませんって！イヤだな～、サンちゃんはそんな風に思ったの？ハハハハハハ・・（汗）。

サン

パパさん、さては図星でしね！

レイン

その手には引っ掛からないじょっ！

パパ

まぁでも、メリハリを付ける事も大事なんだよ。僕は君たちの疲労の事を思ってだね・・。あれっ？聞いてる？

レイン

次回からは何を勉強するつもりでしか？

パパ

はい。え～っと、もうちょっとだけ「生活習慣病について」のシリーズを続けてみようと思っているんだけど・・、はじめに”健康阻害要因”についてお勉強したけれど、そもそも「健康ってどういう事なんだろう？」とか、「生活習慣病って何？」って思ったりしない？

サン＆レイン

しないでし！

パパ

まったく、もう・・。そこは「するでし～」でしょ！

サン

パパさん、ワンコの躾は「忍耐と継続」でしよ（笑）！

パパ

それは十分、君たちから学ばせてもらってますよっ！！

サン＆レイン

これからもビシビシ鍛えるでし（笑）！！

パパ

やれやれ・・。それでは次回から”健康”っていう事についてやります・・。

 

 

まずは体力から鍛えるでし！このまま1時間抱っこでしよ！！

 

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でも、残念ながら、保険にそんな力はありません。保険は、どうしても「事が起きた後」、しかも「経済的な損失の補填、経済的な危機の回避」が、主な役割です。

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”飲酒”も”喫煙”同様、とっても怖い事を学んだ２シェルさん達。さらにお勉強は続きますよ！

パパ

まぁ、でも”飲酒”の場合には”適量”を守っていれば身体にとって良い効能をもたらす事もある訳だからね。何でもそうなのかもしれないけど、その”適量”、つまり”ほどほど”に留める事が上手にお酒と付き合う秘訣になるんだよね。お薬と同じような感じなのかな・・、お薬もきちんと決められた用法を守って服用する事で身体の調子を整えたり、傷病を治す効果があるけど、誤った用法による服薬は身体にとって毒になってしまうもんね。

レイン

でもお酒の場合、お薬と違って「1日3回食後30分以内に服用する」みたいな事をお医者さんやお薬屋さんから教えて貰えないから”適量”とか”ほどほど”って言ってもどの位なのか判らないじょ。

サン

パパさんの言っていた「肝臓の1時間あたりのアルコール無毒化処理の目安の体重1kgに付き0.1g位」っていうのを考えて”飲酒”をするっていうのが”適量”って事でしか？

パパ

まぁ、そういう計算を自分できちんとした上で”飲酒”をすれば酔っぱらったりしないから良いのかもしれないけど、ちょっと酔っぱらう位が楽しかったりするから”飲酒”をする訳だし、嬉しかったり、悲しかったり、絶望したり・・、自分の感情を上手くコントロール出来なくてお酒を飲むこともある訳だからね・・。のどが渇いているという訳ではなくて、気持ち的にお酒を飲まずにいられないなんて事があったり・・、まぁ人間にも色々あってね。

レイン

パパさん、自分がたまに酔っ払うからって、レイン達に何かアピールしてるでしか？

パパ

違うよ、何言ってるの（汗）！僕はその、人間を代表してだね・・。

サン

とにかく”ほどほど”で頼むでしよ（笑）！

パパ

はい。解りました。

レイン

解れば良いじょ（笑）！！

パパ

あのさ～、一つだけブログ読者の皆さんに向けてお伝えしたいんですけど・・。なんか前回からの流れ的に僕がものすごく「お酒飲み」みたいになっているんだけど、そもそも僕は年に数回位しかお酒を飲まないんだからね！それもお付き合いというか、必要に迫られてであって、自分からお酒を飲むなんてことは無いでしょ！

サン

でもお酒を飲むといつも「悪酔い」とか「二日酔い」になって大変そうでしよ！

パパ

いつもじゃないでしょ。まぁ年に一回位かな・・。

レイン

パパさんはそもそも自分の”適量”を分かっているでしか？

パパ

いやまぁ・・、分かっているような分かっていないような・・。
僕は「お酒に強い」から”飲酒”をしてもある程度の量までは顔も赤くならないし、周りから見ると「いくら飲んでも全然変わらない」っていう風に見えたりするようなんだ。自分でも気分が悪くなる訳でも無いから、ついつい飲み過ぎてしまうっていうのがあるよね。

サン

人によって「お酒に強い」とか「お酒に弱い」っていう違いがあるでしか？

パパ

うん、そうなんだよ。”アルコール”を「飲める人」と「飲めない人」と分かれるんだけど、これは”肝臓”で”アルコール”を無毒化する時に出来る有害な”アセトアルデヒド”を分解する事が出来る「アセトアルデヒド脱水素酵素」を作り出す「遺伝子」をその人が持っているか、持っていないのかで決まるんだ。

サン

アセ・・トアル・・デヒ・ド！？

レイン

い・で・・んし！？

パパ

ゴメン、ゴメン（笑）。いきなりだったから難しかったよね。つまりその・・、親から受け継いている「能力」とか「体質」は、人や君たちワンコもそれぞれ違うでしょ。その「体質」によって”アルコール”を無毒化する事が得意だったり不得意だったりするって事だね。

レイン

みんな同じではないんでしね。

パパ

うん。みんなそれぞれ個性があるでしょ。だから人によっても「アルコールを飲める人」もいれば「アルコールを飲めない人」もいるっていう事なんだよね。ちなみに日本人の場合は、約45％の人が「アルコールを飲める人」、そして「たくさんは飲めないけど多少は飲める人」が45％。残りの10％の人が「体質的にまったくアルコールを飲めない人」っていう事らしいんだ。

サン

「体質的にアルコールをまったく飲めない」なんて大変でしね。

パパ

そうだね。でも”飲酒”で身体を壊すっていうか、”肝臓”を悪くする人っていうのは、むしろ「アルコールを飲める人」の方なんだよ。

サン

どうしてでしか？

パパ

だって「アルコールを飲めない人」っていうのは”アルコール”を無毒化するのが得意ではないから有害物質の”アセトアルデヒド”によってすぐに頭痛や気持ちが悪くなったりするからアルコール量を多く摂取出来ないでしょ。つまり”飲酒”によって”肝臓”に負担を掛ける事が少ないんだけど、「アルコールを飲める人」っていうのは顔も赤くならないし、頭痛も気持ち悪さも無く大量の”アルコール”を摂取するから”肝臓”にものすごく負担が掛かるよね。だから長年にわたってお酒をたくさん飲んでいる人は、お酒を飲んで顔が赤くなるのではなくて、黄色くなる「黄疸（おうだん）」と呼ばれる状態になったりするんだ。ちなみにこの「黄疸」は”肝臓”の機能が危険な状態になっている事を示しているんだよ。だから、お酒を飲める人・飲めない人と色々いるけれども、とにかく自分にとっての”適量”を知って”ほどほど”に”飲酒”を楽しむ事が大事っていうことだね。

サン＆レイン

パパさん、自分に言い聞かせてるでしか？

パパ

はい、その通りです・・。

 

 

「お酒に強い人も飲めるからって、飲み過ぎはダメでしよ！」

 

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でも、残念ながら、保険にそんな力はありません。保険は、どうしても「事が起きた後」、しかも「経済的な損失の補填、経済的な危機の回避」が、主な役割です。

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何だか算数のお勉強のようになってしまいましたが、2シェルさん達、答えは出たかな？

レイン

え～っと、2時間は120分だから10分の12倍の長さで・・、普通は120分で小さな缶ビール（350ml）1本分の”アルコール”を無毒化するのに、それを10分で飲むという事は・・！？

サン

パパさんは10分で小さな缶ビール（350ml）1本分の”アルコール”を無毒化する事が出来るでしか？ひょっとして特殊な体質の持ち主でしか？

パパ

いやっ、別に普通だと思うけど・・。

レイン

まぁ、何の取り柄も無いからって落ち込むこと無いじょ！

パパ

あの、レイ君。僕は「取り柄が無い」って言ったんじゃなくて、「特殊な体質では無い」って言ったんだよ！

レイン

パパさん、冗談だじょ！

サン

じゃぁ、「10分で飲む」ってどういう事？

パパ

うん。つまり「10分で飲む」っていう事は”肝臓”の”アルコール”無毒化処理能力を超える”アルコール”を摂取してしまっているっていう事だよね。

レイン

そんな事をして大丈夫でしか？

パパ

それが大丈夫じゃ無いんだよ。前回言った”適量”っていうのがキーワードなんだけど、そもそも”肝臓”は、どんなに短時間のうちに身体に”アルコール”が入ってきても一定のペースでしか”アルコール”を無毒化処理する事が出来ないんだ。その一定のペースっていうのが「1時間あたり体重1kgにつき約0.1g」っていう事なんだけど、その”肝臓”の”アルコール”処理能力を超えた量のアルコールが身体に入ってくると、”肝臓”は不完全燃焼を起こしてしまって、処理能力を超える量の”アルコール”は、無毒化処理されないまま”肝臓”を素通りして全身に行き渡ってしまうんだ。この状態がいわゆる「酔っ払う」という事になるんだけど、更に無毒化されていない”アルコール”が血液中に流れて体内にとどまると、吐き気や頭痛などの不快な症状を引き起こすんだけど、それが「悪酔い」と言われる状態なんだよね。それからこれは本当に怖い事なんだけど、あまりにも急激に過度の”アルコール”を摂取してしまい、血液の中の”アルコール”が一気に増え過ぎてしまうと「急性アルコール中毒」になってしまい、身体に様々な支障を与えたり、場合によっては死に至る事もあるんだ。

サン＆レイン

ヒョエッ～、死ぬでしか～！！

パパ

どうもこの「急性アルコール中毒」で病院に運ばれてしまう人は毎年たくさんいるようなんだ。そして最悪の状態ではあるけれど、例えばまだ成人したばかりで”飲酒”の経験が浅い若者とか、自分がどの位のペースで”アルコール”を摂取したらダメなのか判らない人が、実際にこの「急性アルコール中毒」で亡くなってしまっているんだよ。

レイン

パパさんは「10分で飲む」なんて事をしていて大丈夫でしか？

パパ

うん、今のところはね（笑）。僕の場合は”適量”ではない時があるから「悪酔い」っていう状態になる事が時々あるけど、急激に過度のアルコール摂取をしたりはしないから「急性アルコール中毒」になる事はないと思うんだけどね。

サン

パパさんがお酒を飲んだ次の日に、顔面蒼白で具合悪そうになっていたり、申し訳無さそうに肩身が狭くなっている時があるでしけど、その事を「悪酔い」って言うでしか？

パパ

サンちゃん、相変わらず良く見ているね・・（汗）。ちなみにそれは「二日酔い」っていう非常に辛い状態の事だね。それから「申し訳無さそうに肩身が狭くなっている」っていうのは「反省」っていう状態の事だよ（笑）。その時には「もうお酒を飲むのを辞めよう」って思うんだけど、まぁ色々あってね。

サン

まったく懲りないでしね～！

レイン

じゃあ、「急性アルコール中毒」の事だけ気を付けていれば、”飲酒”は大丈夫そうでしね。

パパ

いやっ、”飲酒”が”健康阻害要因”の五つ目になっている理由はそれだけではないんだよ。

レイン

え～っ、まだ何かあるでしか？

パパ

うん。目新しい事ではないけれど、一番に挙げられるのが”アルコール”を無毒化する働きをしている”肝臓”にまつわる疾患なんだ。考えてみると解ると思うんだけど、お酒を毎日のように大量に飲む人っていうのは、お酒を飲まない人と比べると、”肝臓”をかなり酷使している事になるよね。”肝臓”という臓器はかなり丈夫ではあるけど、それでも限界を超えた働き方をず～っと続けていたのでは壊れてしまうんだ。人によって性別差や体格差があるから一概には言えないんだけど、一つの目安として日本酒というアルコールがビールの2～3倍位多く含まれているお酒を毎日３合（約480ml）ずつ5年間以上飲み続けると「脂肪肝」という病気に、そして毎日5合（約900ml）以上飲み続けると「肝硬変」という病気になる危険性が高くなると言われているんだよ。ちなみに「肝硬変」になると高確率で「肝臓がん」になるらしいんだ・・。

サン＆レイン

”飲酒”をちょっと甘く見ていたでし・・。

パパ

それから肝臓の病気の他にも長期的な”飲酒”が原因になると言われている病気があって、「膵臓病」や「高血圧」、「脳血管疾患」や「心臓疾患」などが挙げられるんだ。また「食道炎」や「急性胃腸炎」などの急性の病気になる事もあるんだよ。

サン

ありゃりゃ・・、色んな病気の原因なんでしね。

パパ

また、”飲酒”でも「アルコール中毒」や「アルコール依存症」と言って、”喫煙”の時にお勉強した「ニコチン依存症」と同様に、”飲酒”を辞める事が非常に困難な状態に陥ってしまう人もいるんだ。その他にも”飲酒”が原因で起こる犯罪や家庭の崩壊、交通事故、未成年者や妊婦のアルコール摂取による健康障害など、社会的に取り組んで行かなければならない問題もたくさんあるんだよ。

サン＆レイン

”飲酒”恐るべし～！！

 

 

「皆さんも、お酒はほどほどにした方が良いでしよ！」

 

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お客さまから「保険は安心料」、「保険はお守りだからね」、そんな言葉を頂く事があります。「本当にお守りになれば良いのにな」、「保険に加入していれば、本当に災害に遭わない、病気に罹らなければ良いのにな」、この仕事を始めた頃から、漠然とそう感じていました。

でも、残念ながら、保険にそんな力はありません。保険は、どうしても「事が起きた後」、しかも「経済的な損失の補填、経済的な危機の回避」が、主な役割です。

そんな「事後に出番が回ってくる保険」を販売するものとして、「事前に何か出来ないかな」という思いで始めたブログです。

ご愛読頂いております皆さまご自身や、皆さまの大切な人や愛する人の幸せの為に、知っておいて欲しいと思う情報や考え方を、ご紹介しております。

さて、気になる5つ目の”健康阻害要因”は何でしょうか？２シェルさん達も興味津々の様ですね。

パパ

5つ目ですね。はいはい（笑）。

レイン

早く教えて欲しいじょ！

サン

そうそう。早くお勉強するでしよ！

パパ

解りました。それでは早速始めますよ。それはね、よく”喫煙”と並んで「健康の為に辞めた方が良い」とか「健康の為に控えた方が良い」と言われるものなんだけど、何だかわかる？

レイン

うっ！いきなり逆質問攻撃とは・・。

サン

ひょっとして・・、お酒とか？

パパ

ピンポ～ン！当たりです。サンちゃんは相変わらずスルドイね！！

サン

パパさんのヒントでピンと来たでしよ！

パパ

お酒を飲むことを”飲酒”って言うんだけど、その”飲酒”は”喫煙”と同じようにその事だけで”健康阻害要因”の一つとして取り上げられているんだよ。それだけ重要な事なんだね。

レイン

お酒がそんなに健康に悪いとは知らなかったじょ！

パパ

そうだよね。確かに「酒は百薬の長」なんていう言葉があるように、”適量”のお酒は胃腸を適度に刺激して食欲を増進させる働きもあるし、俗に”善玉コレステロール”と呼ばれる血管内に溜まった不要なコレステロールを除去する働きをする”HDLコレステロール”というものを増やす効果もあると言われているんだ。血管内に溜まる不要なコレステロールは血管を詰まらせたり固くしてしまうから、”動脈硬化”って言うんだけど、その”動脈硬化”を防ぐっていう事はむしろ健康にとって良い事だよね。

サン

うんっ！？健康に良いでしか？

パパ

条件付きでね。さっき「適量の」って言ったと思うんだけど、その”適量”っていうのが健康に良いか悪いかの分かれ目になってくるんだ。

レイン

なんかちょっと、頭の中がこんがらがって来たじょ！”適量”って何でしか？

パパ

ゴメンね。”健康阻害要因”の5つ目である”飲酒”が体に良い面もあるなんて、ちょっと複雑だよね。ちなみにレイ君の質問の「適量って何？」って事なんだけど、この”飲酒”についてはこの位っていう目安があるんだよ。

サン

その目安は何でしか？

パパ

うん。その前にちょっとだけ説明をするとね、ふだん僕達が食べ物を食べたり飲み物を飲んだりすると、口から入って”食道”を通って”胃”・”十二指腸”・”小腸”等の身体の場所、それらを臓器と言うんだけど、で吸収されて”肝臓”に運ばれるんだ。そしてその”肝臓”は、僕達が食べたり飲んだりした栄養を身体が取り入れやすい形に変える働きをしたり、身体にとって有害な物質を無毒化する働きをするんだけど・・、って大丈夫？

レイン

何とか・・大丈夫だじょ・・。

パパ

それじゃ、もうちょっと頑張ってね。それでその”お酒”には”アルコール”という成分が入っているんだけど、その”アルコール”は身体にとって有害な物質なんだ。そこで”肝臓”の出番なんだけど、”肝臓”は身体にとって有害な”アルコール”を無毒化、つまり体にとって無害な成分に変えてくれるんだよ。

サン＆レイン

お～っ、スゴイでし！！

パパ

うん、すごいよね。でもやっぱりその無毒化処理にも限度があって、おおよそ”肝臓”が1時間に無毒化処理出来る”アルコール”の量は”体重1kgにつき約0.1gくらいなんだ。

サン

と・・いうことは？

パパ

ということは、例えば僕は体重が約70kgなんだけど、僕の肝臓が1時間にアルコールを無毒化処理出来る量は、約7ｇ位っていう事だね。

レイン

7gってどの位でしか？

パパ

うんとね、例えば小さな缶ビール（350ml）が商品によるけど大体アルコール量14g位だから・・、1時間に小さな缶ビールを半分飲むくらいであれば、肝臓が”アルコール”を無毒化出来るっていう事になるね。つまり小さな缶ビール1本に含まれるアルコールを無毒化するのには約2時間掛かるっていう事だね。

サン

それってどうなんでしか？

パパ

「どう？」と言うと？

サン

う～ん・・。つまり人間の皆さんは、2時間位で小さな缶ビールを1本飲んでいるでしか？

パパ

人によるけど・・、例えば僕の場合は10分位で飲んじゃうかな。

サン＆レイン

はいっ！？

 

 

「うん！？２時間掛けて飲む缶ビールを10分で飲むって・・、どういう事？」

 

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”喫煙”についてのお勉強も終わり、一段落のパパさんとサン＆レイン。次のお勉強は何かな？

パパ

どう？ちょっと疲れたかな？

レイン

確かにちょっとお疲れだじょ。

サン

病気の名前とか難しい言葉がたくさん出てきたから、ちゃんと解らない事もあったでしよ。

パパ

そうだよね。でも今回のテーマに出て来た病気の事や難しい言葉は、これから一つずつ順を追って勉強していくつもりだから、今はちゃんと解らなくても大丈夫だよ。

レイン

それを聞いて安心したじょ。

サン

あたちもホッとしたでし。

パパ

やっぱり大変だったんだね・・。サンちゃんもレイ君も良く頑張っているよ。エライね！

サン＆レイン

それ程でも無いでしよ～！

パパ

ところで今まで「健康阻害要因」についてお勉強してきた訳だけど、まず1つ目が「食生活要因」で、2つ目が「生活環境要因」、そして3つ目が「社会環境要因」で、4つ目が「喫煙」だったよね。

サン＆レイン

そうでし～！

パパ

ちなみに5つ目もあるんだけど、お勉強する？

サン

ズコッ！？パパさん、そりゃするでしよっ！！

パパ

ハハッ、そうだよね（笑）。いやっ、お疲れかな～と思って。

レイン

そりゃ疲れてるでしけど、5つ目があるんだったら教えて欲しいじょ！！

パパ

あの～、あれだよ。君たちのやる気を試そうと思って聞いてみただけなんだよ～！なんちゃって～ハハハハハ～（笑）。

サン

まったくもう～、パパさんは時々トボケた事を言うでしよ！！

パパ

ゴメン、ゴメン・・（笑）。

レイン

まぁまぁ、サン姉も落ち着くじょ。きっと、パパさんもお疲れなんでしよ。

パパ

おっ！レイ君も大人になったね～！僕の事を気遣ってくれるなんて驚いたよ！！

レイン

エッヘン！成長著しいじょっ！！

パパ

本当にそうだよね。体もだいぶ大きくなってきたもんね。今、サンちゃんと並ぶとレイ君の方が大きく見える時があるよね。

サン

体重ではまだまだ負けないでしよっ！！

パパ

ハハハ、そうだよね（汗）。抱っこをするとまだまだサンちゃんの方が重いもんね（笑）。でも、そのうちレイ君の方が重くなっちゃう日が来るのかな・・。何だか感慨深いね・・。

サン＆レイン

あの・・、5つ目は何でしか？

 

 

”食いしん坊キャラ”改め、”大人のおとこキャラ”を目指して頑張るじょ！！

 

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さあ、”喫煙”についてのお勉強もいよいよラストスパートです。2シェルさん達、頑張って！！

パパ

前回までで”喫煙”による健康被害の怖さや、それに向けた取り組みについてはだいたいお勉強出来たと思うんだけど、ちゃんと頭に入ったかな？

レイン

タバコの怖さはしっかり分かったじょ！

サン

タバコを吸わなくてもタバコを吸っている人の近くでタバコの煙を吸う”受動喫煙”が体に悪いとか・・、タバコの煙には”有害物質”が含まれているとか・・、タバコの煙を吸っていると”がん”という病気になる確率が高まるとか・・。

パパ

サンちゃん、エライ！良く覚えたね！！

レイン

レインも覚えてるじょ！

パパ

そうだね（笑）！

サン

それからタバコを吸う人を減らす為に、色々な取り組みをしている事もお勉強したでし！

パパ

本当に良く覚えているね。嬉しいよ。

サン＆レイン

まだまだ覚えられるでしよ～！

パパ

そうしたら最後に「”喫煙”が影響を与える主な病気」について勉強をして、四つ目の”健康阻害要因”である”喫煙”のパートを終わりにしようかな。

サン＆レイン

ほ～いでし！

パパ

さっきサンちゃんが、「喫煙すると”がん”になりやすいっていう勉強をした」って言っていたよね？

サン

言ったでし。

パパ

その”がん”という病気については別の機会に詳しくお勉強するつもりではあるけれど・・、そもそも”喫煙”がどうして”がん”の原因になるか解る？

サン

”健康阻害要因”だからでし！

パパ

そうだね（笑）。それでその・・、どうして”健康阻害要因”になるんだっけ？

サン

タバコの煙には約4000種類以上の化学物質が含まれていて、そのうち約200種類以上が有害物質、更に”タール”をはじめとする60種類以上の”発がん物質”や”発がん促進物質”が含まれているからでしよ。パパさん、忘れちゃったでしか？

パパ

サンちゃん、すごい（笑）！

レイン

”ニコチン”や”一酸化炭素”も怖いんだじょ！

パパ

そうだね。まずサンちゃんの言った”タール”を含む”発がん物質”や”発がん促進物質”によって、タバコを吸う人は吸わない人と比べて「咽頭がん」や「肺がん」の発症率がとても高くなるってお勉強したんだよね。
それからレイ君の言った”ニコチン”は血液を流す圧力の事を「血圧」って言うんだけど、その「血圧」を高くする作用がある為に血液の通り道である血管にダメージを与えたり、もう一つの”一酸化炭素”は「動脈硬化」と言ってその血管を細く・固くさせてしまったりするんだ。それによって「高血圧症」や「狭心症・心筋梗塞」、「脳梗塞」などの病気に悪い影響を与える事になるんだよ。
また、それ以外にも「ぜんそく」を誘発したり「消化性潰瘍」の原因となったり、「糖尿病」を悪化させたりすると言われているんだ。

サン＆レイン

病気のお名前、わからな～い。

パパ

そうだよね（笑）。そのうちに一つずつお勉強するから、今はとりあえずで良いからね。

サン

でもパパさんのお話を聞いていると、「血液」とか「血管」とか「血圧」っていう言葉がたくさん出てきたでしね。

パパ

そうそう！サンちゃん、スルドイね！！その「血液」とか「血管」・「血圧」っていうのがすごく重要で、今お勉強をしている大きなテーマである”生活習慣病”には、とにかくその「血液」・「血管」・「血圧」等がすごく影響しているんだよ。良く健康についてのお話をすると、「血液がドロドロ・サラサラ」、「血管が詰まった・切れた」っていう事が出てくるんだけど、それらが”生活習慣病”になる大きな要因であり、その要因に一役買ってしまっているのが”喫煙”っていう事なんだよね。

サン＆レイン

なるなるでしね～！

 

 

真剣な眼差しでお勉強中の２シェルさん。それとも視線の先にはウマウマかな？

 

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お客さまから「保険は安心料」、「保険はお守りだからね」、そんな言葉を頂く事があります。「本当にお守りになれば良いのにな」、「保険に加入していれば、本当に災害に遭わない、病気に罹らなければ良いのにな」、この仕事を始めた頃から、漠然とそう感じていました。

でも、残念ながら、保険にそんな力はありません。保険は、どうしても「事が起きた後」、しかも「経済的な損失の補填、経済的な危機の回避」が、主な役割です。

そんな「事後に出番が回ってくる保険」を販売するものとして、「事前に何か出来ないかな」という思いで始めたブログです。

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「タバコの三害」の恐ろしさを知った2シェルさん達。果たして立ち直る事は出来るでしょうか？

パパ

どうやら刺激が強すぎたようだね。

レイン

タバコがこんなに怖いなんて知らなかったじょ・・。

サン

これからはタバコを吸っている人間には近づかないようにするでし・・。

パパ

それを解ってもらえれば勉強した甲斐があったという事になるかな！このブログを読んでいる人達にもそれが伝わると良いんだけどね。

レイン

きっと伝わるじょ。

パパ

そうだと良いんだけど（笑）。

サン

でも・・、タバコが健康に悪いって知っている人もいる訳だから、何かもっと「タバコを吸うのは辞めましょう」みたいな取り組みとかは無いでしか？

パパ

それなら、僕達が暮らしているこの「日本」という国として、色々やっている事があるんだよ。ただ・・、それが「国民一人ひとりにちゃんと伝わっているのか」っていう問題はあると思うんだけど・・。

サン＆レイン

けど、何でしか？

パパ

うん。これは”喫煙”に限らず色々もっと国民一人ひとりが知るべき問題・知って欲しい問題ってきっとたくさんあると思うんだけど、なんだろうなぁ・・、僕自身も知らない事がきっとたくさんあるし、言い訳になってしまうけど、みんなそれぞれ日々の生活に追われてしまって「大事なこと」や「大切なこと」に目を向けたり、耳を傾けたりする余裕が無いって言うか・・、みんな一人ひとり目の前の問題や課題、夢や目標に精一杯になってしまっていてね・・、なかなかね・・。

レイン

何となく分かるじょ。

パパ

何だか話が飛躍してしまったね。ゴメンゴメン！
それでその「取り組み」についてなんだけど、主なものを挙げるとすると、”受動喫煙”の防止対策として、2003年に「健康増進法」という法律、国の決まりを作ったんだ。これは、学校や病院、劇場やショッピングセンター、飲食店などのいわゆる”みんなの場所”において、その施設の管理者に対して「受動喫煙を防止する為に必要な措置を講ずるように努めなければならない」という義務を負わせたもので、具体的には・・、”みんなの場所”等で”分煙”と言ってタバコを吸っても良い場所とタバコを吸ってはいけない場所を明確に区別したりするようになってきているよね。

レイン

それは良い取り組みだじょ！

サン

なるほどでしね！タバコを吸っている人を見かけないのは、しっかり”喫煙”する場所としない場所が分かれていて、パパさんがタバコを吸う場所には行かないからなんでしね！

パパ

確かにそうだね。サンちゃんやレイ君はお留守番の時以外はだいたい僕と一緒に居るけど、僕がタバコを吸う場所に行くことが無いもんね。だから君たちはタバコを吸う人を見かけないんだね。

サン

他にもなにかあるでしか？

パパ

うん。その他には2005年に「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」が発行された事を受けて、日本でも更にタバコ対策のさらなる充実強化に向けた体制整備を行っているんだ。具体的には「タバコを辞めたい」と思っている”ニコチン依存症”患者さんに対して、その治療に「健康保険制度」の適用を認めて、患者さん本人の治療費の負担軽減を行ったり、その治療効果の検証を実施する事にしたり、2006年には「禁煙支援マニュアル」を作成・配布して、タバコを辞める事に対する推進を図ったりもしているんだよ。

サン

そう言えばパパさんも「”ニコチン依存症”や”ニコチン中毒”は病気なんだ」って言っていたでしね。その治療を病院でする事が出来るようになって良かったでしね。そう言えばテレビＣＭでも見た事あるでしよ！

パパ

それにしてもサンちゃんは良くテレビＣＭを見ているよね（笑）。

レイン

レインも見た事あるじょ！

パパ

そっか（笑）。僕もそのテレビCMは印象に残っているよ。
それからもう一つ代表的な取り組みを挙げるとすると、2008年に「未成年者の喫煙防止対策」の一環として「成人識別たばこ自動販売機」というものを導入したんだ。もともと日本の法律で20歳未満の若者は、未成年って言うんだけどね、喫煙は禁じられているんだ。でも興味本位というか、自分はもう大人なんだという意識なのか、喫煙していると格好良いと思っているのか分からないけど、未成年がタバコを吸うという問題が昔からあって・・、でも成人、つまり大人でも健康に悪い”喫煙”は、体の成長・発達段階にある未成年にも当然悪いので、未成年者が夜やこっそり人目に付かないようにタバコの自動販売機でタバコを買う事を防ぐ為の対策として、「成人識別たばこ自動販売機」を設置して、その自動販売機では「taspo（タスポ）」という成人のみに発行されるICカードが無いと買えないようにしたんだ。

サン＆レイン

スゴイでし～！！

パパ

そうした様々な取り組みや日本人一人ひとりの健康意識の高まりもあって、40年位前は男性の約76%が喫煙をしていたそうなんだけど、今は約40%位に減ってきているんだ。ちなみに女性はもともと約15％位の喫煙率で、今も約12％位だからほぼ横ばいのようなんだけど、内訳的には20～30歳代の若い女性の喫煙率が上昇しているようなんだよね・・。

サン

日本でも”喫煙”する人が少なくなってきて喜ばしいでしね。

パパ

そうだね。それでも日本はまだまだ他の先進諸国と比べると「国民一人当たりの喫煙本数」は高いんだよ。「WHO・世界保健機関」っていう団体の2003年の「15歳以上人口一人当たり年間喫煙本数の推移」という統計では、日本は1970年に2810本で第４位だったんだけど、2000年には3023本で第1位になっているんだよね。

サン＆レイン

まだまだ頑張らないとでしね！

 

 

ようやく”喫煙”の恐怖から立ち直れた様子の2シェルさん。お勉強にも身が入ります！