介護保険選び ポイント1
介護保険は要介護認定2に該当すれば各種給付金が受け取れるを選びましょう
要介護認定(ようかいごにんてい)って何のこと?と思われる方も多いかもしれません。
要介護認定とは、簡単に申しますと「公的介護保険制度の給付対象の認定の事」で、数字の「2」についてはその介護度の重さを表しています。ちなみに「要介護認定2」とはどんな状態でしょうか。
要介護認定2とは
簡単な表現として一例をあげますと、「食事や排せつに一部手助けが必要な場合など、軽度の介護要する状態」という表現を見かけます。それに対して要介護1は「歩行などで一部手助けが必要な場合など、部分的介護を要する状態」、要介護3は「歩行や排せつを一人で出来ない等、中等度の介護を要する状態」と表現されます。更に要介護4・5となるに連れて「日常生活全般や全面的において重度の介護を要する状態」とより重篤な状態となってきます。
そう考えると「要介護2の状態ではそれほど大変では無いのではないか」とお感じになるかもしれません。確かに家族皆でお互いに助け合い、今までの生活を少し変える事によって支え合う事が出来るケースもあるでしょう。それが本来の姿ですよね。しかし、家族それぞれが時間的にも経済的にもギリギリのところで日々生活しているような場合はどうでしょうか。
認知症の場合には状況が変わります
また、身体障害ではなく「認知症」の場合には状況が変わってきます。
認知症により要介護2の認定を受けるようであると、家族は目が離せません。一人きりにさせていると、迷子になったり事故に遭ったりもします。だからと言って付きっきりで一緒にいると、妄想や幻想、今までとはまるで別人のような態度に、介護する側は驚かされ傷つき心身ともに参ってしまう事になります。
そして実は認知症で介護される側もそんな自分・どうする事も出来ない自分自身に強いストレスを感じているのです。そしてそのストレスで更なる悪循環になってしまうのです。そんな時に、第三者の手を借りる選択肢を持つ事が出来れば、介護する側もされる側も、ほんの少しだけ楽になる事が出来るかもしれません。
民間の介護保険は「給付金が公的介護保険給付と連動して支払われる商品」が多く販売されています。
多くは「要介護状態2以上と認定されて~」となっておりますが、中には「要介護認定3以上」としているものもあり、保険料も安かったりします。
それが悪い訳では無いのですが、それがどういう事なのかを良く理解した上で民間の介護保険商品をお選びになる必要があると思います。
※保険用語(専門用語)を含んだ文章となりまして、申し訳ございません。ご不明な点等ございましたら、どうぞお気軽にお申し付けくださいませ。
「お客さまありき」の考え方で商品をご紹介します
具体的な「商品のおすすめ」や「保障内容の説明」は、情報の伝達が一方通行となってしまうホームページ上では致しておりません。確かに「これは良いな」と思う保険商品はありますが、それもお客さまの考え方や状況によっては適さないケースもあります。「商品ありき」ではなく「お客さまありき」の考え方で、個別にご相談やおすすめを差し上げております。
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