がん保険選び ポイント2
がん診断一時金・給付金が何度も受け取れる保険を選びましょう
(しかも入院の有無に関係なく)
がん診断一時金・給付金って何?と思われる方も多いかもしれません。
がん診断一時金・給付金とは、がん保険やがん保障関連商品に特有の保障で、保険会社や保険商品毎にその名称は異なりますが「がんと診断された場合に一時的に受取る事の出来る一時金や給付金」の事です。
皆さまの中にはがんに罹ったら助からないというイメージをお持ちの方も多いかと思います。残念ながらそういうケースもまだまだ沢山あると思います。一方で近年目覚ましい進歩を遂げている「がん発見技術」により、早い段階で適切な治療を受ける事が出来、その後社会復帰をするケースも増えてきています。
新たながんとの闘いのために
幸いにして早期発見・早期治療が出来たらそれで一安心かというと必ずしもそうと言い切れません。一度治療が終了しても、その治療で体から全てのがん細胞を撃退・除去出来たかどうか、またその後に体のどこかに新たながん細胞が生まれて来ないか等を定期的に検査する事になるのですが、一度治療が終了しても、その数年後に転移がんや再発がんが発見されるケースが非常に多いのです。
つまり、また新たながんとの闘いが始まる訳です。そうしますと、気力・体力の他に資金力も必要になります。多くのケースでがんの治療には莫大な費用が掛かります。その時に、2度目のがん診断の給付金・一時金が受け取れないと困ってしまいますよね。
なお、がんが再発や転移をした場合の治療には入院となるケースもありますが、その病状を見た医師の判断により、手術の効果が期待出来ない為に放射線療法や抗がん剤療法等を長期間にわたって外来(通院)で行われる可能性もあります。むしろそういうケースの方が増えてきているようです。
その場合に、2度目のがん診断の給付金・一時金のお支払いを「診断」ではなく「入院」を要件としている保険だった場合、せっかくがん診断の給付金・一時金を何度でも受け取れるはずの保険であっても「入院」をしない為に受け取る事が出来ません。そうなると、その後の治療に少なからず影響を与えてしまう事になりかねませんね。
がんの発見について
通常発見する事が出来るがんの大きさは1㎝くらいと言われています。(一般的にがんが1㎝になるのに10年位かかると言われています)この位の大きさですとがんによる体調不良等の自覚症状は無いので、人間ドックやがん検診等で積極的にがんを発見しないと見つける事は出来ませんが、最近は数ミリの大きさでも見つける事が出来る検査なども普及してきました。
また、1㎝くらいのがんでも人間ドックやがん検診で見つけられない事もあるのですが、それは画像・目視検査(レントゲンやCT・MRIや内視鏡検査)の際に死角になってしまい、その見えない部分のがんを見つける事が出来ない為ですが、機器や技術の進歩によりその精度が格段に良くなり、早期にがんを発見出来るようになって来ています。
なお、5年生存率という事をお耳にされた事があると思いますが、それは治療を行ったがん患者さんが5年間のうちにどれだけの確立で生存しているかを測っているものです。自主的な検査等で早期発見により早期治療をされている方ほど、この5年生存率は高いという結果が出ております。
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