がん保険選び ポイント1
がん保険選び ここは押さえたい!!3つのポイント
上皮内新生物でも各種給付金が受け取れる保険を選びましょう
上皮内新生物(じょうひないしんせいぶつ)って何のこと?と思われる方も多いかもしれません。
上皮内新生物の事を簡単に表現しますと「体の一部分に留まった状態のままで、転移の危険が無い、比較的小さな悪性腫瘍」になります。良く「初期がん」や「上皮内がん」という言い方をします。
一方で、いわゆる“がん”の事を「悪性新生物」と言いますが、「上皮内新生物」と分けているのは医学分類上のお話です。そして、がん保険の保障対象になるかどうかは、その医学分類にて判断します。
長く契約しているがん保険の方は保障対象を確認してみてください
現在販売されているがん保険についてはあまり気にする事は無のかも知れませんが、長く契約をしている(だいぶ前から契約している)がん保険の場合、この「上皮内新生物」を保障対象外としている商品が在ります。なお、現在販売中のがん保険でも「悪性新生物」と「上皮内新生物」で給付金額に差を付けている商品が在ります。
「上皮内新生物の保障は必要ないんじゃないか」とか「上皮内新生物の保障金額に差があっても別に構わないんじゃないか」という意見もあります。私もその事だけでがん保険やがん保障関連商品の良し悪しを判断するつもりはありません。きちんとご契約されているお客さまがその事をお知りになりその事を承知して契約をされているのであれば良いと思います。
個人的には短期とはいえ入院・手術を行い心も体も大変な思いをする訳ですから、がん保険の保障対象外となってしまうよりも、がん保険の保障の対象になる方が良いのではないかと思います。
がんの診断確定について
ちなみに「悪性新生物」や「上皮内新生物」等の診断はどの時点で確定するのでしょうか。実は、がん保険の補償対象になるかどうかの見極めは、実際の腫瘍の組織細胞を病理検査して出て来た結果を持って判断します。(例外もあります)
その為、入院前にあらかじめがんの組織細胞の生検によりがん診断が確定されるケースを除いては、手術中に取り出した腫瘍の組織細胞を病理検査した上で診断確定がされます。(通常は術後1週間位かかります)なお、ご契約のがん保険によっては診断確定される前の一連の入院等を補償対象外とする商品がありますので、ここにも注意が必要ですね。
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がん保険を考える前に知って欲しいこと
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