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交通事故|休業損害3

2014年11月19日

こんにちは!保険のお店てんとう虫&クローバーの河野直明です。

埼玉県の桶川市(JR高崎線の北上尾駅が最寄りです)で、生命保険や損害保険の専業プロ代理店として、日々皆さまからの保険に関するご相談やご契約を賜っております。

お客さまから「保険は安心料」、「保険はお守りだからね」、そんな言葉を頂く事があります。「本当にお守りになれば良いのにな」、「保険に加入していれば、本当に災害に遭わない、病気に罹らなければ良いのにな」、この仕事を始めた頃から、漠然とそう感じていました。

でも、残念ながら、保険にそんな力はありません。保険は、どうしても「事が起きた後」、しかも「経済的な損失の補填、経済的な危機の回避」が、主な役割です。

そんな「事後に出番が回ってくる保険」を販売するものとして、「事前に何か出来ないかな」という思いで始めたブログです。

ご愛読頂いております皆さまご自身や、皆さまの大切な人や愛する人の幸せの為に、知っておいて欲しいと思う情報や考え方を、ご紹介しております。

 

今回は「休業損害」を決める大事な要素である「基礎収入」についてお勉強を進めますよ!

 

パパ
それじゃあ、今回は「基礎収入」についてだね。早速始めようかな!
サン&レイン
ほ~いでし!
パパ
今回の「基礎収入」のお勉強では、考え方というよりは、「基礎収入」の主張をする為に必要なものは何かっていう事を、お勉強していくよ。
サン
パパさん、「必要なもの」ってどういう事でしか?
パパ
ちょっと解りづらかったかな? ほらっ、「治療費」の時にも何度か繰り返して言ったと思うけど、「損害」を主張する為には、「客観的かつ信憑性のある根拠」を示さなければいけないっていう事を覚えているかな?
レイン
覚えてるじょ!「診断書」で「事故との因果関係や治療経過や治療内容の相当性」を示すんだじょ!
パパ
お~っ、スゴイねレイ君(笑)!いつもサンちゃんが言うような事を良く言えたね!  
サン
それから、「診療報酬明細書」や「後遺障害診断書」、代金の立替えがあれば「治療費領収証」が要るでしよ!
パパ
サンちゃんもさすがだね(笑)!シーズン2になってからお勉強が大変になったと思うけど、その分成長しているんだね!!
サン&レイン
その通りでし~(嬉)!!
パパ
そっか(笑)。では、早速始めるよ。前回の続きになってしまうけど、原則として、「基礎収入」は、交通事故当時の負傷者の現実所得額を基準にして算定をしていくんだよ。だから、まずは負傷者自身の「事故当時の所得を証明するもの」が必要になってくるっていう事になるよね。
サン&レイン
ふむふむでし~!
パパ
その「事故当時の所得を証明するもの」なんだけど、まずは「給与所得者」についてやっていこうね。「給与所得者」の事、覚えてる?
サン
覚えてるでし! 男女問わず、会社勤めをしている、いわゆるサラリーマンの事でしね!
パパ
そうだね。そういう会社勤めをしている人がお仕事をお休みし、かつ給与の支払いがあったか無かったか、もしあっても減額されたかどうか等の証明については、お勤め先である会社にしてもらうんだよ。
サン&レイン
ほうほうでし~!
パパ
そして、その証明をするものは、「休業証明書」と「源泉徴収票」の2つになります!
レイン
パパさん、「休業証明書」の方は何となく分かるでしけど、「げんせ・んちょう・しゅ・うひょう!?」の方は、どんなものでしか?
パパ
ナイス”たどたどしさ”だね、レイ君(笑)! その「源泉徴収票」っていうのはね、お勤め先の会社が、社員一人一人に対して1年間に支払ったお給料の金額や、差し引いた社会保険料、そして税金の金額なんかを取りまとめて記載した書類の事で、会社はそれを、社員本人をはじめ、管轄の税務署や社員の居住する市区町村役場に提出をしているんだよ。
サン
それなら、「客観的かつ信憑性のある根拠」になるでしね!
パパ
そうだね。一般的にはそれで事足りるんだけど・・。
サン
パパさん、「けど」何でしか?
パパ
けど、それもあくまでも「私文書」であって、「公文書」ではないんだ。
レイン
「しぶ・ん・しょ!?」と「こ・うぶん・しょ!?」でしか?
パパ
意味が解らないと、短い言葉でも確かに”たどたどしく”なるよね(笑)。
レイン
そうだじょ!意味が解れば、もっとスムーズに言えるじょ!!
パパ
そうだよね(笑)。簡単に言うと、国や地方公共機関等が公務によって作成した文書の事を「公文書」と言って、それ以外の文書の事を「私文書」っていう分け方で良いと思うんだけど・・、つまり、お勤め先の会社が作成したものだとしても、それが「公務」によって作成されたものでは無い以上、客観性や正確性、信憑性についてはそこまで保証されているものと見なせないっていう事かな。まぁ、お役所が必ず正しいのかっていう事は置いておいて、少なくとも、「休業証明書」にしろ、「源泉徴収票」にしろ、その内容については、作り手である会社が、ある程度操作出来てしまうからね・・。
サン
え~っ、そうなんでしか?
パパ
う~ん・・。例えば「休業証明書」については、事故によってお仕事をどれだけお休みしたかや、その間のお給料の支払いがあったか無かったかっていう事を会社の自己申告でする訳だしね。もちろんしてはいけない事だけど、本当は出勤していてもお休みと証明したり、本当はお給料を支給していても不支給として証明することも、出来てしまうと言えば出来てしまうんだよね・・。
サン&レイン
そんな事があるんでしね・・。
パパ
あっ!ゴメン、ゴメン(汗)。 実際にそういう事が行われてるって言っている訳では無くて、そういう事が出来てしまうっていう事を言いたかっただけだから、誤解しないでね(汗)。世間一般のちゃんとした会社は、さっき僕が例えば話で言ったような不正な証明はしないから、安心してね。ただ・・。
レイン
パパさん、「ただ」何でしか?
パパ
うん。ただ・・、世の中には色々な会社や人が居るから、中には「休業証明書」や「源泉徴収票」の信用性が十分ではないと考えられる場合もあって、そういう場合には何をもって「客観的かつ信憑性のある根拠」とするかっていう事なんだけど、それが「納税証明書」や「課税証明書」というお役所が作成する「公文書」なんだよ。
レイン
「のうぜ・いしょ・うめ・いしょ!?」や「かぜ・いしょ・うめ・いしょ!?」でしか?
パパ
レイ君、今回はそれ押しなの?
レイン
違うじょ!本当に意味が解らないんだじょ!!
パパ
そっか、ゴメンね(笑)。それじゃあ、説明するね。僕たち日本人は、自分達が住むこの国や地域を、平和で安心して暮らせるように維持するために、「税金」っていうお金を地方公共機関や国に納めていてね、その税金を納める事を「納税」と言うんだ。そして逆の言い方で、国や地方公共機関が僕たち個人や会社に税金を課す事を「課税」って言うんだけど、その「納税額」や「課税額」がどの位の金額かっていう事で、その人の所得を逆算する事が出来るんだよ。
サン&レイン
ほうほうでし~!
パパ
つまり、会社が交通事故に遭った人の過去の所得の証明をする為に提出する「源泉徴収票」に記載の税額と、税務署や市区町村役場が発行する「納税証明書」や「課税証明書」の税額が一致しているのが普通だから、もし、会社提出の「源泉徴収票」の信用性が疑われる場合には、その内容と「納税証明書」や「課税証明書」の内容を突き合わせれば、その信憑性や正確性を確認する事が出来るっていう事になるでしょ!
サン&レイン
なるなるでし~!
パパ
まとめるとこういう事になるかな、「給与所得者」の「基礎収入」の証明には、お勤め先の会社が発行する「休業証明書」と「源泉徴収票」を使う事が一般的だけれど、もしその内容について信用性が疑われる場合には、公文書である「納税証明書」や「課税証明書」が、追加資料として必要になるっていう事だね。
サン&レイン
なるなるでし~!
パパ
初めて出てきた難しい言葉もあったしね、ちょっと解りづらかったかな?
サン
でも、パパさんの最後のまとめで解ったでしよ!
パパ
そっか、良かった(笑)。
レイン
何度も”たどたどしく”なってしまって、恥ずいじょ!
パパ
そんな事ないよ、大丈夫(笑)!
サン
パパさん、確か「給与所得者」の他にも「事業所得者」っていう人もいるでしよね?
パパ
サンちゃん、本当に良く覚えているね(笑)!「事業所得者」の人の場合には、お勤め先の会社が無い訳だから、今回の書類とはまた別の証明書類を使って、自分の「基礎収入」がどの位かっていう事を主張していくんだよ。
レイン
ギョエッ!また、違う書類の名前が出てくるでしか・・。
パパ
レイ君、もうひと頑張りだよ!それに、そのお勉強はまた次回にしようかな!
サン&レイン
ほ~いでし(嬉)!!

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