健康阻害要因|飲酒2
2014年07月31日
こんにちは!保険のお店てんとう虫&クローバーの河野直明です。
埼玉県の桶川市(JR高崎線の北上尾駅が最寄りです)で生命保険や損害保険の専業プロ代理店として日々皆さまからの保険に関するご相談やご契約を賜っております。
お客さまから「保険は安心料」、「保険はお守りだからね」、そんな言葉を頂く事があります。「本当にお守りになれば良いのにな」、「保険に加入していれば、本当に災害に遭わない、病気に罹らなければ良いのにな」、この仕事を始めた頃から、漠然とそう感じていました。
でも、残念ながら、保険にそんな力はありません。保険は、どうしても「事が起きた後」、しかも「経済的な損失の補填、経済的な危機の回避」が、主な役割です。
そんな「事後に出番が回ってくる保険」を販売するものとして、「事前に何か出来ないかな」という思いで始めたブログです。
ご愛読頂いております皆さまご自身や、皆さまの大切な人や愛する人の幸せの為に、知っておいて欲しいと思う情報や考え方を、ご紹介しております。
何だか算数のお勉強のようになってしまいましたが、2シェルさん達、答えは出たかな?
- レイン
- え~っと、2時間は120分だから10分の12倍の長さで・・、普通は120分で小さな缶ビール(350ml)1本分の”アルコール”を無毒化するのに、それを10分で飲むという事は・・!?
- サン
- パパさんは10分で小さな缶ビール(350ml)1本分の”アルコール”を無毒化する事が出来るでしか?ひょっとして特殊な体質の持ち主でしか?
- パパ
- いやっ、別に普通だと思うけど・・。
- レイン
- まぁ、何の取り柄も無いからって落ち込むこと無いじょ!
- パパ
- あの、レイ君。僕は「取り柄が無い」って言ったんじゃなくて、「特殊な体質では無い」って言ったんだよ!
- レイン
- パパさん、冗談だじょ!
- サン
- じゃぁ、「10分で飲む」ってどういう事?
- パパ
- うん。つまり「10分で飲む」っていう事は”肝臓”の”アルコール”無毒化処理能力を超える”アルコール”を摂取してしまっているっていう事だよね。
- レイン
- そんな事をして大丈夫でしか?
- パパ
- それが大丈夫じゃ無いんだよ。前回言った”適量”っていうのがキーワードなんだけど、そもそも”肝臓”は、どんなに短時間のうちに身体に”アルコール”が入ってきても一定のペースでしか”アルコール”を無毒化処理する事が出来ないんだ。その一定のペースっていうのが「1時間あたり体重1kgにつき約0.1g」っていう事なんだけど、その”肝臓”の”アルコール”処理能力を超えた量のアルコールが身体に入ってくると、”肝臓”は不完全燃焼を起こしてしまって、処理能力を超える量の”アルコール”は、無毒化処理されないまま”肝臓”を素通りして全身に行き渡ってしまうんだ。この状態がいわゆる「酔っ払う」という事になるんだけど、更に無毒化されていない”アルコール”が血液中に流れて体内にとどまると、吐き気や頭痛などの不快な症状を引き起こすんだけど、それが「悪酔い」と言われる状態なんだよね。それからこれは本当に怖い事なんだけど、あまりにも急激に過度の”アルコール”を摂取してしまい、血液の中の”アルコール”が一気に増え過ぎてしまうと「急性アルコール中毒」になってしまい、身体に様々な支障を与えたり、場合によっては死に至る事もあるんだ。
- サン&レイン
- ヒョエッ~、死ぬでしか~!!
- パパ
- どうもこの「急性アルコール中毒」で病院に運ばれてしまう人は毎年たくさんいるようなんだ。そして最悪の状態ではあるけれど、例えばまだ成人したばかりで”飲酒”の経験が浅い若者とか、自分がどの位のペースで”アルコール”を摂取したらダメなのか判らない人が、実際にこの「急性アルコール中毒」で亡くなってしまっているんだよ。
- レイン
- パパさんは「10分で飲む」なんて事をしていて大丈夫でしか?
- パパ
- うん、今のところはね(笑)。僕の場合は”適量”ではない時があるから「悪酔い」っていう状態になる事が時々あるけど、急激に過度のアルコール摂取をしたりはしないから「急性アルコール中毒」になる事はないと思うんだけどね。
- サン
- パパさんがお酒を飲んだ次の日に、顔面蒼白で具合悪そうになっていたり、申し訳無さそうに肩身が狭くなっている時があるでしけど、その事を「悪酔い」って言うでしか?
- パパ
- サンちゃん、相変わらず良く見ているね・・(汗)。ちなみにそれは「二日酔い」っていう非常に辛い状態の事だね。それから「申し訳無さそうに肩身が狭くなっている」っていうのは「反省」っていう状態の事だよ(笑)。その時には「もうお酒を飲むのを辞めよう」って思うんだけど、まぁ色々あってね。
- サン
- まったく懲りないでしね~!
- レイン
- じゃあ、「急性アルコール中毒」の事だけ気を付けていれば、”飲酒”は大丈夫そうでしね。
- パパ
- いやっ、”飲酒”が”健康阻害要因”の五つ目になっている理由はそれだけではないんだよ。
- レイン
- え~っ、まだ何かあるでしか?
- パパ
- うん。目新しい事ではないけれど、一番に挙げられるのが”アルコール”を無毒化する働きをしている”肝臓”にまつわる疾患なんだ。考えてみると解ると思うんだけど、お酒を毎日のように大量に飲む人っていうのは、お酒を飲まない人と比べると、”肝臓”をかなり酷使している事になるよね。”肝臓”という臓器はかなり丈夫ではあるけど、それでも限界を超えた働き方をず~っと続けていたのでは壊れてしまうんだ。人によって性別差や体格差があるから一概には言えないんだけど、一つの目安として日本酒というアルコールがビールの2~3倍位多く含まれているお酒を毎日3合(約480ml)ずつ5年間以上飲み続けると「脂肪肝」という病気に、そして毎日5合(約900ml)以上飲み続けると「肝硬変」という病気になる危険性が高くなると言われているんだよ。ちなみに「肝硬変」になると高確率で「肝臓がん」になるらしいんだ・・。
- サン&レイン
- ”飲酒”をちょっと甘く見ていたでし・・。
- パパ
- それから肝臓の病気の他にも長期的な”飲酒”が原因になると言われている病気があって、「膵臓病」や「高血圧」、「脳血管疾患」や「心臓疾患」などが挙げられるんだ。また「食道炎」や「急性胃腸炎」などの急性の病気になる事もあるんだよ。
- サン
- ありゃりゃ・・、色んな病気の原因なんでしね。
- パパ
- また、”飲酒”でも「アルコール中毒」や「アルコール依存症」と言って、”喫煙”の時にお勉強した「ニコチン依存症」と同様に、”飲酒”を辞める事が非常に困難な状態に陥ってしまう人もいるんだ。その他にも”飲酒”が原因で起こる犯罪や家庭の崩壊、交通事故、未成年者や妊婦のアルコール摂取による健康障害など、社会的に取り組んで行かなければならない問題もたくさんあるんだよ。
- サン&レイン
- ”飲酒”恐るべし~!!
- 「皆さんも、お酒はほどほどにした方が良いでしよ!」
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- プロフィール
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名前:河野直明(ナオアキ)
通称:パパさん(性別・♂)
人種:日本人(埼玉県民)
肩書:代表取締役
役割:二匹に癒される
特徴:どうやら好みや考え方
が少数派に属する様子 -
名前:河野 SUN(サン)
通称:サンちゃん(性別・♀)
犬種:シェルティ(セーブル)
肩書:専務癒し役
役割:専ら(もっぱら)癒す
特徴:小食で気に入った餌しか
食べない・人間好き 名前:河野 RAIN(レイン)
通称:レイ君(性別・♂)
犬種:シェルティ(ブルーマール)
肩書:常務癒し役
役割:常に(つねに)癒す
特徴:凄まじいスピードで何でも
食べる・人間好き