よくある質問
カテゴリー:火災保険に関するご質問
ツーバイフォー工法の建物だと保険料が安くなると聞いたのですが?
はい。安くなる可能性があります。
保険会社や保険商品毎に取り扱いは異なりますが、現在販売されている住宅向け火災保険は多くの場合、建物の構造を「耐火構造」と「非耐火構造」という2区分に分けて保険料を計算致します。
※マンション等共同住宅の場合には別途マンション構造という分類を採用している事があります。
「耐火構造」と言うと何だかすごい建物の事かと思いますが、簡単に申しますと「木造以外の建物」の事で、「非耐火構造」は「木造建物」という事になります。
ただし、木造建物の場合でも例外的に建物全体の耐火性が優れていると考えられるケースにおいては「耐火構造」として保険料計算をする事が出来る規定があります。
ご質問のツーバイフォー工法(木造枠組壁工法)についても、ただツーバイフォー工法というだけでは「耐火構造」となるかどうかは判断出来ませんが、建築をされる工務店さんやハウスメーカーさんから「省令準耐火建物に該当している」と言われている場合や、住宅パンフレットに同様の記載がある場合には、「耐火構造」として保険料計算出来る可能性が高いです。個別の判断については、火災保険のお申込み窓口になっている保険代理店さんにお問い合わせになると良いでしょう。
なお、ツーバイフォー工法以外の木造建物でも「建築確認申請書の第四面記載の【耐火建築物】欄に“耐火建築物”や“準耐火建築物”と表記されている建物」は、「耐火構造」として保険料計算が可能になります。
火災保険を考える前に知って欲しいことや火災保険選びで押さえたい3つのポイントを「火災保険について」ページでご紹介しています。ご覧いただき参考になれば幸いです。